ひとりごと:アーカイブ

占者に捧げる恋物語

「占者に捧げる恋物語」野梨原 花南 著 集英社 コバルト文庫

魔王とスマートの界渡りがシリーズ化だそうで。これは「王子に捧げる竜退治」に続いてシリーズ二作目ってことになるのでしょうか。で、シリーズ名は何? あとがきでは「魔王」シリーズかしらなんてかかれていましたけれど、じゃぁきっと「魔王シリーズ」なのでしょう。今回の発端は、占い師スーチャを処刑から助けるために、占い師に養われていたカリカがいろいろ勉強して魔王を呼び出して・・・ってところ。

物語の最初は魔王が呼び出される場面なのだけれど、スマートってば知識欲旺盛ですねー。で、主人公カリカが魔王に頼み事をする場面ではプロンプト(パソコン用語)を思い出しました。DOS風に言えば「コマンドまたはファイル名が違います」みたいな。具体的に何をどうしてと頼めばそれはなされるのだろうけれど、要求が曖昧では動けないと。魔王は何でもできるけれども自分からは何もしない。お話の雰囲気は今まで通りです。ちょっと気の抜けるやりとりが満載。大好き。

最後。魔王は何でもできるけれども自分からは何もしない。けれど知古が危機に陥れば助けるのですね。存在に対する優先順位がいい感じに過去を引きずっていて、ほっとしました。どこまでも無機質だったらいやだなと思っていたので。シリーズと言うだけに、謎が残されました。別の同じ力?意志がある?

オンライン書店ビーケーワン:占者に捧げる恋物語→BK1
野梨原 花南 著/出版:集英社

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このページは、惟栂舞ありかが2007年3月 4日 10:37に書いたブログ記事です。

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