ひとりごと:アーカイブ

「村のお医者さん」っていうか「くらしのなかの技術」

上総博物館へ行きました。巡回展「村のお医者さん」に関連するところに興味を引かれたのですけれども、常設展「くらしのなかの技術」も十分興味深かったです。「村のお医者さん」は今日までですが、「くらしのなかの技術」は常設展というだけに通年展示しているようです。入り口で入場料(一般200円)を支払い、順路を辿ることですべての展示物を見ることができます。以下感想。

「型」とか「テンプレート」とか

縄文時代、土器(焼き物)に模様をつけるとき、爪楊枝のようなもので引っ掻くだけじゃなくて、縄の結び目を細工して粘土の上を転がしたりして模様を作ったようです。いくつかサンプルが置いてあったのですけれど、綺麗でした。こー・・何かの背景に使えそうな。ウィンドウズデスクトップとか、ウェブページとか。

展示物はおおむね時代順に進むのですが、縄文の土器や中世の茶釜で使う模様の型や、お菓子作りで使用する金型、家紋を描く際に使用する紙型などなど、昔からこういう「型」ってのは便利に使われているのだなぁと思いました。型。これは今でも使われる、人の見いだしたすばらしい技術の一つですよね。私に身近なところでは、文書フォーマットやプログラムのテンプレートなどかなぁ。私に身近ではないところではプレスや成形で、ここいらでは必須だし。お話を書く人も、テンプレートを自分の中に持っているのでしょうね。

車輪

荷車の車輪が展示してありました。私にとって車輪といえば、車のホイールとタイヤか自転車か、お買い物カートの足なわけで。私の好きなファンタジー小説では、馬車や荷車などの車輪を持つ道具が多数描かれます。けれど「車輪」という言葉が出てきも、それがどうなっているのか詳しくは知りませんでしたし、知ろうともしていませんでした。で、そういや車輪ってどうなっているのかは知らないなぁと、まじまじと観察。

高機

織物機です。足踏みで組み糸を入れ替えて、横糸を通して、ぱたんと締めてってのを繰り返すあれです。機械が置いてあるだけでしたが、通り過ぎた後に実演が始まりました。他に人もいなかったので、断りを入れて質問しました。何しろこの機械に対しては、疑問があったのです。そもそも縦糸はどうやって配するのか。足踏みだけでどうして縦糸が組み変わるのか。で、一言質問しただけで、実演していた方は高機の構成、仕組みから織物の作り方全般にわたり細かく説明してくださいました。たくさんの疑問が解消されました。感謝の言葉を述べて後にしました。おじゃましましたです。

高機のご先祖は弥生時代の編み物を作る機織なのでしょうけれども、どうやって思いついたんでしょうね。あの発想は今なら特許に値する(笑)。

etc

他、海苔とか五大力船とか上総堀とかいろいろな資料が展示してありました。「村のお医者さん」は無医村だった小櫃村に開業してからの経緯や、医療に使われた道具などを展示してありました。

ところで古代の土器と、祝いもの用の樽で同じような角デザインは偶然ですね、そうですね。

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このページは、惟栂舞ありかが2007年2月25日 16:33に書いたブログ記事です。

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